学術的な書体では、単語の‘that'と‘which'は頻繁に、重要な事柄についての追加情報を紹介するために使われます。各単語の意味合いについて、またどちらの単語をいつ使うべきかについての情報は以下の通りです。
‘That'の使用
多くの文章は、特定の人物、物、また概念に言及し、それからさらなる説明や記述を提供することを目的とした情報が続きます。時には、この追加情報は、文章を理解するために不可欠であり、また他の時には、こうした情報は参考のためだけに提供されます。情報が不可欠である場合、それは限定的要素と考えられ、単語の‘that'が、新しい情報の紹介に使われる必要があります。(単語の‘that'の前に、コンマが置かれることはないことに注意してください。)
例:
- The car that is parked next to mine has a flame painted on the hood.(車の場所は、話し合われている車を明確に特定するために必要な情報です。)
- The cells that were transfected glowed green.(すなわち、トランスフェクト細胞だけが緑色に輝きました。恐らく他の細胞も存在していたでしょうが、トランスフェクトされていなかったとした場合、それらの細胞が輝くことはありません。)
‘Which'の使用
情報は不可欠ではなく、多くの前後関係または興味深い事実を単に提供する場合、それは非限定的と考えられます。そのような情報は、以下の例のように、単語の‘which'で紹介されます(単語の‘which'の前に、コンマが常に置かれることに注意してください)。
- Uruguay, which won the first FIFA world cup, will play against Venezuela later this summer.(ウルグアイに関する歴史的事実は、残りの文章を理解するのに不可欠ではありません。)
- Vibrio cholerae, which causes the deadly diarrheal disease cholera, is endemic to many tropical regions.(バクテリアのコレラ菌に関する追加情報は、どこで見つけることができるのかを理解するために必要ではありません。)
これらの例が、あなたが英語で研究論文を書く時に、この2つの重要な単語の使い方を理解する上での手がかりとなったと期待しています!